ーミツモアのサービスを利用し始めたきっかけを教えてください。
もともと、ミツモアが税理士・社労士の方々に向けたプラットフォームを展開していたので、そことの親和性をねらって利用し始めました。特にスモールビジネスに向けたリード獲得のために、お客様とのタッチポイントを増やすことを目的としていました。
ーその中で、当時直面していた課題などがあれば教えていただきたいです。
当時はとSDRの生産性を考えた上で、質の良いリードを増やすことが課題でした。会計領域ではインバウンドに対して商談化率を高めたいと考えていて、さまざまな施策を検討する中で、中小企業向けにコストパフォーマンスも考慮して選ばれたのが比較系サイトだったんです。人事・労務領域もリード数が必要で、特に始めたばかりの「勤怠管理プラス」というサービスの資料請求がホームページだけではなかなか得られず、ミツモアのサービスを使ってよりサービス検討が顕在化したリードを獲得しようと考えました。
ーミツモアのサービスを利用した後の成果についてはいかがでしたか?
会計、人事労務ともにリード数が大きく伸びました。特に勤怠サービスに関してはプロダクトの立ち上がり時期から利用を開始し、プロダクトの成長を後押ししていただいたと感じています。
ーミツモア内のお客様への質問項目をカスタマイズされているとのことですが、どのような効果がありましたか?
弊社の営業担当とも定期的にミーティングしていただいて、質問項目の改善提案をしてくれるのがありがたいです。実際に、ミツモアさんから提案いただいた項目を追加したことで一定の成果が出ています。
ミツモアでは個別のセグメントごとに質問をカスタマイズすることもできるので、お客様の情報をより詳細に知ることができて、商談に役立っています。
ーミツモアのサービスのなかで、何か特に気に入っている機能や特徴などありましたら教えてください。
他社サービスに多い一括資料請求と比べて、ミツモアではチャットボットを使って事前にお客様の情報を細かく取れるところです。それに応じて、インサイドセールスチームが架電のタイミングやアプローチ方法を変える1to1の営業活動ができるようになりました。
お客様の業種や規模感、導入を検討される時期がわかっているので、その後の商談がスムーズになります。それに加えて、質問項目が多いことで結果的にお客様の導入へのモチベーションがある程度担保されるのが、リードの質向上に役立っていると思います。資料請求を取りやすいミツモアのような比較系メディアはこちら側のマーケティングの工数が少ないので、サービスの立ち上がりなど多くのリードをとにかく早く得たいときには一番便利だと思います。
ー総合的なミツモアの評価や、他サービスと比較した際の優位性などあればお聞かせください。
リードの量・質を見ても、アポイント率などの数字を見ても他の媒体に比べて高いので、とても満足しています。
ーありがとうございます。最後に、御社としての今後の展望についてもお聞かせください。
弊社のミッションは、日本中のSMB(中小企業)のサポートをすることです。ビジネスでお困りのお客様に「freee」ができることを引き続き提案していきたいと思っています。
これからは、浮動層に対してどうやってアプローチしていくかがより課題になってくると思います。紙やExcelをお使いの方がDXを検討する際にどのようにアプローチしていくか見極め、お客様にしかるべきタイミングでアプローチできる体制を整える。そして、最終的には会計や人事労務の分野で幅広くユーザーに提案できるような、バックオフィスが一番楽になるソフトを目指していきたいと思っています。
課題解決の方法を探しているSMBの方々に向けた入り口を広げるために、ミツモアをこれからも使っていきたいと考えています。