ーはじめに、御社の事業と、古明地様がどのような分野を担当されているのか伺いたいと思います。
事業としては電子認証・印鑑事業、その中で「GMOサイン」というサービスを提供しています。「GMOサイン」は300万社以上の事業者様に利用されている、国内トップシェアの電子契約サービスです。立ち上げ期から8年ほどマーケティングに携わっており、主にリード獲得のための施策を計画・実行しています。
ーいまでは電子契約サービスといえば、まず第一に御社の名前が出てくるほどですね。御社の事業がどんどん成長していく中で、昨年から弊社サービスのご利用を開始されましたが、どのような狙いがあったのでしょうか。
電子契約サービスを使いたいお客様がネットで検索したときに、弊社のサービスが様々な媒体で掲載されて、そこからリードを獲得することを目指していました。リード獲得のメインとなる部分はやはりリスティング広告です。しかしCPAが高くなってきてしまうという問題があるので、ほかの媒体での顧客獲得が必要になってきました。ミツモアさんは、比較サイトのなかでも検索したときに掲載順位が上位だったことが依頼の決め手です。
ーユーザーの方が検索した際に目に留まるよう面を抑えようとして、そのうえでリードの数も重視していたということですね。弊社サービスを利用する以前に抱えていた課題について教えていただきたいと思います。
やはり最初は「GMOサイン」がおすすめサービスとして掲載されていなかったり、低い順位に掲載されたりすることが多かったです。そのため、デジタル広告やSNS広告で認知拡大を目指し、自社サイトでリスティング広告を行っていましたが、リード獲得のためのより積極的な施策が必要だと考えていました。
ーミツモアサービスの利用を開始して、求めていたものに対しての成果をどのように評価していますか?
弊社公式サイトから資料請求していただいた方と比べて、ほかの媒体からのお客様は商談化するのが難しいイメージがありました。各サイトからのお客様の数や導入意向はかなり異なりますが、ミツモアはリードを獲得した後の商談化率が他媒体と比べて高く、利益も出やすいです。比較サイトの中でも、ミツモアは今後も継続して利用していきたいと考えています。ーミツモアのサービスの中で、特に気に入ったポイントなどがあれば教えてください。
弊社では、媒体を通じてリードを獲得したあとにインサイドセールスでフォローを必ず行うようにしています。ミツモアさんは細かい設問でお客様の情報を集めてくださるので、インサイドセールスチームからも評価いただいております。サイト内で質問が自然な形で行われるので、お客様にストレスを与えてしまうことなく、商談に素早く繋がっています。
ー最後に、御社の事業の今後の展望についてお教えいただきたいです。
「GMOサイン」は電子契約サービスの中で導入企業数ナンバーワンを達成し、契約送信数も1000万通を突破しました。今後はシステムを導入した企業で継続的に利用していただくことを目標にしています。電子契約サービスは世の中で一般的なものになりつつあります。本当に便利なものなので、さらに多くの企業でご利用いただきたいと思っています。